なぜ、地球に平和が訪れないのでしょうか?それは、大人たちが、自らの子供時代を忘れ去り、知らず知らずのうちに自分を優先してしまう悲しい心をもっているからではないでしょうか。少しでも世界の子どもたちの幸せを考えていくよう、務めていこうではありませんか。
自分が変わる
RBAの活動は、その行動自体に最大の価値を置いています。RBAは良心・道理を旨とし、ただただ実践に徹していく運動なのです。
私たちが暮らしている社会は、「他人だけの不幸」があり得ないように、「自分だけの幸せ」もあり得ないのです。RBAは、その活動を通じて、全ての人間の心の中にありながら「眠っている善意」を呼び覚まし、具体的献身の行動へと結びつけたいと、そして、その具体的献身の行動を世界的な規模にまで広げたいと考えています。
人間は、相手の価値観に自分の価値観を重ね合わせることが不得意な生き物かもしれません。自分にとって良かったこと、良かった関係(すなわち過去の自分にとって良い経験)を基準にして、今現在を判断しようとする保守本能が働いているからでしょうか。そんな人間である“相手”を変えようと努力するよりも、同じ人間である“自分”が変わる努力をしよう、それが目的達成への近道であると思い定め、RBAは行動を開始しました。
RBAは、「世界の流れを変えるために、ひとりの人間を変えていこう」と考え、「全ての人間を変えるために、まずは自分から変わっていこう」と思い定め、300年後を見据え、行動による変化(=Reform By Action・・・Change for the better )を実現していく活動を展開しているのです。
人への思いやり
私は母親から、「幸せになりたければ、善いことをしなさい」、「想いを他の人まで差し向けられる人間になりなさい」、「想いを遠くまで差しやった分だけ、わが心が広がる。心が大きくなった分だけ、たくさんの幸福を入れられる」、「他の人が欲することで何かしてあげられることがあれば、『私にやらせてください』と名乗り出るようにしなさい」と教えられて育ちました。
ところが、地位や富を手に入れた成功者のなかには、取り返しのつかない社会問題を引き起こし、とても子どもたちの夢の対象とならない、心貧しい人生をおくっている人たちが現れています。
RBAは、現実に根を張りながらも300年後の子どもたちのことに想いを馳せ、「人への思いやり」を家庭でも、社会でも、大人が実行できる環境づくりを目指して活動しています。
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