RBA International.

RBAインターナショナルの2018年度の歩み

 

 

 RBAインターナショナル(RBAI)は、埼玉県立の特別支援学校・分校全校へ学用紙を贈る活動に、同県教育局の協力を得て取り組んできました。2月までに全24校への寄贈が無事終了し、県庁で3月19日、下期に紙を届けた11校分についての贈呈式が開かれました。寄贈紙は授業や文化祭などで順次使用されており、同局からは「掲示物や横断幕づくりに本当に適している。こういった紙が役立つ場が特別支援学校」と、具体的な活用例を交え、喜びと感謝が伝えられました。

 

 下期に11校へ寄贈したのは、A4上質紙計約13万8千枚と、ロール紙計70本。同局県立学校部特別支援教育課の金子功課長によると、例えば特別支援学校坂戸ろう学園では、寄贈紙を用いて、図工の授業で絵を描いたり、1年間の理科学習を掲示物にまとめて発表を行ったりしました。廊下に貼り出し、保護者にも見てもらえる展示をしたといいます。

 贈呈式でRBAI久米信廣理事長は、若かりし頃からの社会貢献の思いを語った上で、「こういう機会が無いと何もできない。チャンスをいただきありがとうございます」と謝意を伝え、金子氏に目録を手渡しました。

 同氏は「A4やロール紙、多くの寄贈をいただき有効に使わせていただいている。昨年はロディを3校にいただき、4年前にも(紙を)寄贈いただいた」と、継続的な支援に深謝。寄贈紙の各校での活用の様子について紹介し、「こういった大きな紙が役立つ場が特別支援学校。また、滑川総合高との書道交流もされ、県全体へのご支援をありがとうございます」と重ねて礼を述べ、久米理事長に感謝状を授与しました。

 

 

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式で挨拶する特別支援教育課長金子氏(左から2人目)と財務課長清水匠氏(同3人目)ら