Message from Chairman
内なる欲望に立ち向かうRBA活動
2014年は日本でも世界各地においても、痛ましい事件や紛争が頻発しました。未来を見据えて努力・忍耐を重ねるという生き方よりも、目の前の課題のみに集中し、今に成果を求める生き方が、自己中心的な心根から生まれる人生観が、事件や紛争を生んでいるように見受けられます。
その人生観は、他人を信じず、信ずるのはあくまでも自分であり、後世を考えることなく、どこまでも自分が中心、というものでしょう。それは、内なる欲望を制御できない精神性に根本原因があります。自分を満足させたいという欲望、世間は自分一人のためにあるという傲慢、そして自分以外を犠牲にできる残酷性がそういう事件や紛争を起こしていると言えましょう。
ユネスコ憲章の前文は、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」と、その内なる欲望を制御できない精神性に対する戦いの重要性を、見事に述べ、平和への方途を示しています。
また、ブダペストクラブ(世界賢人会議)の創設者であるアーヴィン ラズロ氏は、「今日、世界の平和が私たちの心の平和に決定的に依存しているという洞察ほど重要なものはありません。人々の心の平和を達成することこそ、世界の平和を達成する不可欠の前提条件なのです。」と指摘しています。
ところが、この一年の出来事は、これらのすばらしい宣言や指摘の言葉にもかかわらず、真逆へと向かっていると肌身で感じる一年でした。だからこそ、今、内なる欲望に打ち克つ人間文化を示さなければならない、そのためのRBA活動を推進しなければならないとの使命感を抱くのです。
私たちRBAインターナショナルは、新たなこの一年、政治・宗教・思想に囚われることなく、内なる欲望に打ち克つ平等公平の相互関係を目指したRBA運動を推進します。全ての人間の「一回しかない人生」にとって、「それは、毒か薬か」の価値観に従って、今再び生命の尊厳を基に、人間を尊重する文化運動を、そして、環境を尊重する学術交流を、有言実現していきます。
2015年1月
特定非営利活動法人(NPO) RBA インターナショナル
会長 久米信廣
RBAインターナショナル x 韓国
韓国・ソウル
【12月3日】
RBAインターナショナル久米会長一行は、12月3日(水)韓中文化経済友好協会・金英愛(キムヨンエ)会長と三淸閣で昼食を共にしました。
今回は2回目の親睦となります。北岳山(プガクサン)という美しい森の中に位置する三淸閣は、韓国の伝統文化芸術を学び、楽しみ、体験できる空間であり、秀麗な自然と韓国式家屋の風流を楽しめる場所として外国からのお客様のおもてなしによく利用されていると言われている所です。
訪問の日、ソウルでは朝から雪が降りました。韓国では、雪が降るのは良い兆しであり願い事が叶うという意味があると言って歓迎してくださいました。
今回の懇談で特に印象的だったのは、金会長が国や立場、職位など関係なく人の心が一番大事であるというお言葉でした。「国と国ではなく、心と心で交流している」、「人と人との交流である」と表現されていました。
世界平和といえども、国際交流といえども、私達がやるべきことは「国と国の交流」ではなく、まずは「人と人との交流」であります。久米会長という一人の人間と付き合う事で、「日本と交流する」ことに繋がり、それが日韓の関係を深める第一歩になるのでは、と感じさせる和やかな笑顔溢れる会でした。
尚、金会長は韓国華道の師範であることがわかり、来年日韓で華道展を開催する方向で検討することになりました。
これを機会に民間交流の輪を広げ、親交を深めることが大切だとRBAインターナショナルは考えます。
ヒルトン東京
【11月21日】
11月21日(金)第4回 RBA 女子会をヒルトン東京で開催しました。今回は、国土交通省土地・建設産業局 不動産業課長の清瀬和彦様、そして在日セルビア共和国大使館・特命全権大使ネナド・グリシッチ閣下にご出席いただきました。
清瀬課長からは、中古流通市場は、長寿命化と高齢化がより広がっているということ、来年4月から住宅建物取引主任者が宅地建物取引士というふうに「さむらい」に流れが変わっていて、業界自体のイメージが変わってきているということ、そして一番大事な点として、この業界は女性が働きやすい産業・職場であり、これからも更に女性が活躍できる場であること、そして活躍してほしいこと、をお話いただきました。RBA 女子会に参加した約170名の女性には大きな激励になりました。
セルビア大使にご出席いただいたのは、来年早々にオープンする予定の「RBA プラザ」※で、セルビアコーヒー豆を使ったコーヒーを提供することになったからです。このコーヒー代は、セルビア大使館を通じてセルビアの子ども達へ全額寄付することになります。セルビアからは、ちょうど来日中のピアニストであるナターシャ・ミトロヴィッチさんにもご出席いただき、演奏を披露していただきました。
ナターシャさんの素晴らしいピアノ演奏、大使のギターとの共演!、11月がお誕生日の女性への花束プレゼント、クリスマスプレゼントを賞品としたじゃんけん大会など、盛りだくさんのイベントで和気藹々の交流が実現しました。
家を選ぶというときには、女性の発言権が大きくなります。妻が、そして母が家庭を整 え、家を守っていくからです。子供が立派に育つように、居心地のよい家をつくるために、女性なら妻や母に寄り添う目線で適切な提案やアドバイスができま す。女性ならではの気配り、優しさを届けてあげられるよう、そして女性の皆様がもっともっと活躍できる場にこの業界が変わっていけるように、RBA は来年も RBA 女子会を開催していきます。
※ RBA プラザは新宿にオープンします。RBA女子会に参加された方など不動産業界で働く女性社員にマッサージ、ネイルケア、フラワーアレンジメント等様々なサービスを提供します。
在日セルビア共和国大使館
【9月30日】
RBAインターナショナル会長は、9月30日、セルビア共和国大使館で行われたIrina Naumovska(イリーナ・ナウモフスカ)のピアノ・リサイタルへ行き、その力強い演奏に感動し彼女の芸術活動を支援することを決定しました。
ピアノを演奏する彼女の眼差しは鋭く、ぶれない音楽へのパッションをお持ちの方でした。お話をしてみると、とても無邪気で笑顔いっぱいな明るい方でした。そんな彼女がいつまでもその美しい力強い音色を奏でられるよう、応援する事を約束しました。
文化・芸術・スポーツの振興を通じて、次世代の恒久的世界平和の実現に寄与することを目的として活動しているRBAインターナショナルは、これまでも、数々の芸術家達を支援してきました。これからも、世界を平和へと導く芸術家・アートを応援し続けていきます。
RBAインターナショナルx 韓国
韓国・ソウル
【8月29日】
平成26年8月29日(金)RBAインターナショナル会長・久米信廣は、韓国・ソウルにて韓中文化経済友好協会・金英愛会長と食事を兼ねた親睦会を行いました。
金会長との懇親の場が実現したのは今回が初めて。今まで何度か中国でお会いしたことはありました。毎回遠くから挨拶を交わすだけでしたが、今年5月に行われた中国人民対外友好協会設立60周年記念大会で次回は韓国でお会いすることを約束し、今回実現することができました。
金会長は笑顔で久米会長を「友だち」といって歓迎してくださいました。会話の中では、両国の子どもの未来のために協力していくことを話し合い合意することができました。
会談のあいだに、金会長が「なによりも大事なのは心」と何度も仰った事が印象的でした。
韓国と中国の文化友好協会会長とはいえ、日本も韓国の隣の国であります。アジア、そして世界の友好と平和を願う気持ちは皆同じです。
それを証明するかのように今回は、明日の友好と平和のために、韓国と日本の関係を深める一歩を足並みを揃え踏み出す会談となりました。
日本-モンゴル
【7月26日】
7月26日に、Tsogoo ENKHBAYAR(ツォゴー・エンクバヤル)氏がモンゴルから来日しました。ロシアの大学を卒業し、要人の秘書をしている青年ですが、RBAインターナショナルとしては、今後日本とモンゴル国のかけはしとなり人材に育ってほしいと考え、2年間の予定で日本語学習に専念できる環境を提供します。
ヒルトン東京
【6月12日】
日本不動産野球連盟RBA野球大会は、今年で26年目になります。これまで、25年間にわたって業界の相互親睦を図ってきた功績に対し、国土交通省土地・建設産業局長毛利信二様から、日本不動産野球連盟幹事会社である三井不動産㈱、三菱地所㈱、東急不動産ホールディングス㈱の3社の社長、並びに日本不動産野球連盟大会委員長であるRBAインターナショナル久米信廣会長に対し、表彰状が授与されました。
表彰式は、6月12日に開催された第26回RBA野球大会予選トーナメント抽選会の席上で、久米大会委員長の開会宣言に先立って行われました。毛利局長の代理として出席された吉田光市建設流通政策審議官より、各社の代表者と久米大会委員長が表彰状をいただきました。また、特別来賓としてご臨席いただいた国土交通省国土交通審議官佐々木基様よりご挨拶を頂戴しました。
ヒルトン東京
【6月12日】
6月12日ヒルトン東京にRBA関係者400名が集まりました。会の主旨は①不動産・建設・住宅業界の懇親会、②RBA野球大会予選抽選会、③RBA女子会と三つから成り立っていました。来賓として、官庁から国土交通省の佐々木基国土交通審議官をはじめ国土交通省、外務省の方々、在日大使館からはセルビア共和国グリシッチ大使をはじめ中国、モンゴル、タイ、ベナンの大使館の方々が出席されました。
なお、この会には、三大記念日中スポーツ交流で来日していた北京大学附属小学校の野球選手12名、中国人民友好協会から3名、北京大学附属小学校の先生3名、清華大学付属小学校の先生3名も出席し、国際交流の花を添えました。
北京大学附属小学校 日本訪問
【6月10日~14日】
2014年6月10日から同月14日までの5日間、北京大学附属小学校の生徒が、三大記念日中スポーツ交流事業の第二章となる日中親善交流を行うため訪日しました。訪日団の一行は、北京大附小の4~6年生の選手12名の他、中国人民対外友好協会 中友国際芸術交流院から3名、北京大附小先生3名、清華大附小先生3名、RBA中国スタッフ1名の合計22名です。北京大附小の選手は、昨年10月に清華大附小と友好試合(北清交流戦)を行って勝ちましたので訪日の切符を手に入れたものです。
日本側からは、筑波大学附属小学校、東京都北区立西浮間小学校、そして西浮間イーグルスが交流先として協力してくれました。学校では、数々の日本文化を中国の子ども達に紹介したり、ドッジボールなどの運動を一緒にして身体を動かしたり、習字の授業に参加しひらがなを書いたりして交流しました。
西浮間イーグルスとの友好試合は晴天の中行われ、堅実なプレーに苦戦し、北京大附小のチームは結果敗れてしまいましたが、試合終了後、中国の子ども達と日本の子ども達がお互いに写真を撮り合いコミュニケーションを取っていて、こういった瞬間が大切なのだと感じました。
小学生が、国境を越えて異国の小学生と交流することは決して容易な事ではありません。皆様のご協力があってこそ実現できました。私達の心に日中の絆を強めるため、これからも民間レベルでRBAインターナショナルは貢献していきます。
確実に語りつがれる
日中の絆
300年後まで届く
子ども達の想い
そんな子ども達のための社会を
創り上げることこそが
そんな子ども達の幸せのための社会を
創り上げることこそが
私達大人の責任である
パリ日動画廊―Galerie nichido Paris
【5月23日】
RBAインターナショナルは、パリのGalerie nichidoで行われた横山敏子さんの個展を取材しました。
今回で2度目となるパリでの個展ですが、どの作品も横山さんの魂が込められていて力強く、独自の個性、そして超越された感性溢れる素晴らしい作品ばかりで、パリの人々の評判も良く、高い批評を沢山頂きました。
横山さんは、「宇宙を支えてくれている見えない物、水や雲など」をテーマに西洋と東洋の中間にある物、そして日本の背骨である”武士道の筋の通った精神”を墨で表現し、文化交流を目指されています。長い人生と共に有る深い経験、日本人としての誇り、筋の通った気質を兼ね備え、好奇心旺盛でとても魅力的な方です。作品を描く前には必ず精神を統一し、気と心を最高潮まで高めてから描き始めます。描く時間より、精神を統一する時間の方が長くかかる事もあるそうです。
これからは、もっともっと突き詰めて行き、”一本の線で人々に感動を与えられる様になりたい”と力強く語られていました。
今後の主な活動の一つに、”おかあちゃんと娘”と言うタイトルで、横山さんが以前書かれた詩が歌になります。そして横山さんご自身が、直接お歌いになられます。
お母様の介護をされていた時に書かれた詩で、お母様への深い思いが込められた詩です。
とても活動的で、新しい事に挑戦する事が大好きな横山さん。RBAインターナショナルは引き続き横山さんの広報、支援活動を行っていきます。
(第1回目の取材記事はこちらから→ 第1回目)
中国・北京 人民大会堂
【5月14~16日】
2014年5月14日から16日にかけて開催された中国人民対外友好協会(李小林会長)の設立60周年記念大会に、RBAインターナショナル会長であり第三企画(株)代表取締役である久米信廣がRBAインターナショナル久米紀美事務局長とともに貴賓として特別招待され、出席しました。この記念式典には、48ヵ国から400名の来賓が一堂に集まりました。
RBAインターナショナルは、2003年に中国人民対外友好協会と共催で、「中日茶道・生け花交流展」を開催したのを手始めに、書道、貧困地域小学生への奨学金、青少年野球教室等、文化・教育、スボーツの領域において、長年間、同協会を窓口に中国との草の根レベルの地道な交流をしてきました。この活動が協会の李小林会長を始めとする友好協会から高く評価されたのが、今回の式典への招待に繋がったものと思われます。
記念式典は人民大会堂で行なわれました。習近平国家主席は祝辞のなかで、平和を愛する海外の友人に対して崇高なる敬意を表すとともに、同協会60年の発展によって、民間外交が国家の外交における重要な地位を占めていることを讃えました。日本からは鳩山元首相が祝辞を述べましたが、日本の各団体からは100人余りが招待され、来賓の四分の一を占めていたことは、日中友好は両国人民の共通の願いという同協会の強い思いを表していると感じました。
式典の翌日、中央テレビ局CCTVが、民間外交の特別番組「忘れられぬ60周年」を同協会とともに制作している現場も見学しました。
旭化成ホームズ2年ぶり12度目の総合V 木下が決勝打
今野投手あわやノーヒット・ノーランあと一人で交代
【5月14日】
第25回RBA野球大会総合優勝戦、ケンコーポレーション-旭化成ホームズが5月14日、東京ドームで行われ、旭化成が2-0でケンコーポを倒し2年ぶり12度目の優勝を飾った。木下が5回、1死満塁から決勝2点打を放った。今野投手は7回3分の2をノーヒット・ノーランに抑えたが、あと一人で降板。この采配には唖然とした。最終回2死から大逆転の試合などいくらでもある。ここで一度も登板したことがない投手を送り出すなど常識では考えられない勝負に山本監督は出た。監督と選手間の信頼関係がなければできない決断だ。しかし、最後期待の新戦力・篠永投手は見事三振に抑えた。
ケンコーポ小笠原投手は力で強打の旭化成打線を抑えたが、5回は連続四球から失点したのが悔やまれる。
これまで両チームの総合優勝戦は5度ありいずれも旭化成が勝利しているが、今回も旭化成が勝利し6連勝。山本監督は就任1年目で優勝監督に輝いた。
旭化成ホームズ勝利の瞬間(中央は今野投手)
旭化成ホームズ 2年ぶりの13度目の優勝
エース今野省エネ投法冴える 2安打完封
【4月23日】
引き分け再試合となった第25回RBA野球大会水曜ブロック決勝戦、旭化成ホームズ-オープンハウスが4月23日、神宮外苑軟式野球場で行われ、旭化成が 2-0でオープンハウスを下し、2年ぶり13度目の優勝を飾った。エース今野投手は変化球が冴えほぼ完ぺきのピッチング。山本新監督は就任1年目で優勝の栄冠に輝いた。