RBA International.

RBAインターナショナルの2021年度の歩み

 

 

 RBAインターナショナルと第三企画は2月9日、埼玉県内の5つの児童養護施設へ、今年も「楽しい雑貨」を贈りました。2020年から年に数施設ずつ進めてきた私立19施設への寄贈活動は、今回が最終回。新型コロナウイルス感染症流行のためお届け方法の変更などありながらも、おかげさまで無事に完走することができました。

 児童養護施設では子どもたちが様々な事情で家庭を離れて共同生活を送っています。今回の寄贈先は桑梓(本庄)、カルテット(さいたま)、泰山木のある家(熊谷)、ふれんど(羽生)、はなこみち(深谷)です。訪問により善意を直接届けるのが本来の活動ですが、今回はまん延防止等重点措置の適用下で訪問見通しが立たないことや、コロナ終息を待つよりも今この我慢続きの日々を生きる子どもたちに少しでも役立てばとの思いから、昨年同様にレターを添えてプレゼント箱を送付しました。

 今回の「楽しい雑貨」は、子どもたちが元気に笑顔で新年度を迎えられるよう願いを込め、ファンシー文具、人気キャラクター柄のハンカチ、マスクや除菌シートなどをセレクトしました。また、光るヨーヨーや、紙を切り貼りして髪を作るペーパークラフト「かみのびようしつ」など、幼児から遊べる玩具も一緒に詰め合わせています。

 私立19施設への寄贈活動は、年4~5施設ずつ4年間の予定でスタートしました。昨年の寄贈の際、自粛下の子どもたちのささやかな喜びになってくれたらと、本年度分を前倒して10施設へ送付したことにより、1年早い完了となりました。3年間の活動を支えてくださった皆様に深く感謝申し上げます。RBAインターナショナルはこれからも300年後の子どもたちのため、活動していきます。

 

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「楽しい雑貨」プレゼント箱の例。ディズニー、すみっこぐらし、ミニオンズなど人気キャラクターのアイテムをたくさん詰め合わせた。マスクケースなど細かいものも含め、総数約430点。子どもたちが笑顔になりますように―

 

「自粛下の子どもたちに役立てて」 楽しい雑貨、次年度分も前倒しで贈る(2021/2/26)

埼玉の児童養護施設へ「楽しい雑貨」を寄贈(2021/2/10)

私立の児童養護施設へ「楽しい雑貨」を寄贈(2020/5/31)

 




 RBAインターナショナルは1月17日、徳島県立川島中・高(吉野川市、石丸憲治校長)へ書籍160冊を寄贈しました。同校への寄贈は昨年に続き2度目。今回は「生徒が読みたくなる本」をテーマに、学校側と共同で選書しました。

 川島高は久米理事長の母校で、現在は中高一貫教育校となっています。同校からは学校図書館の司書と各学年の図書委員が選書に参加し、幅広く楽しめるよう生徒の声も聞きながら、様々な分野からセレクトしました。 同日開かれた贈呈式で、RBAスタッフから石丸校長へ、前年の交流への感謝を込めて書籍を手渡しました。

 寄贈書籍は学校図書館入口付近の書棚に陳列され、活用されています。

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 RBAインターナショナル(RBAI、久米信廣理事長)は駐日ベナン大使館と共同で国際展示施設「東京ベナンスペース」(BENIN SPACE IN TOKYO)を東京都杉並区高円寺に開設しました。RBAプラザ2号店(旧「ジェニーのギフトショップ」)を利用して、大使館が保有する美術品や工芸品、写真や資料など数十点を展示しています。10月29日の開幕式では、同国のアデチュブ・マカリミ・アビソラ駐日大使が冒頭でスピーチし、「ベナンのことを皆さんに知っていただける場所になりました。ぜひお越しください」と来館を呼び掛けました。

 同施設は8月12日にオープンしました。8〜9月に数回開館後、緊急事態宣言明けの10月から火曜・金曜の週2日体制で開館しています。開館日には2人の大使館職員が交替で常駐し、ベナンや展示品について紹介しています。

 

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★展示品例1 ベナン資料:パトリス・タロン大統領肖像とアフリカ地図

 

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★展示品例2 紹介写真:㊧特産品カシューナッツの果実㊨全米プロバスケットボール八村塁選手父子と大統領の3ショット

 

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★展示品例3 大使館所蔵絵画:ベナンの芸術家、ルドヴィック・ファダイロ氏の作(画像中央)

 

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★展示品例4 帽子:大使館職員によると、ベナンの伝統的な帽子は元々、王国時代に国王が着用した高貴な品。誰もが被れるようになった今でも、儀式など大事な場で身に着けるといいます。 この画像の帽子に描かれているのは、両手で大切に包まれている卵です。落としたら割れてしまう卵を、決して決して落とさずに大切に持ち続ける様に、国の永遠への願いが込められています

 

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★展示品例5 ドライパイナップル:ベナン産の完熟パイナップルの濃厚な味と香りがギュッと凝縮されたドライパイナップル。「カイエン」「ホワイト」の2種類あり、特にホワイトは西アフリカの固有種「ホワイトパイン」を使用した希少なもの

 

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 開幕式は緊急事態宣言の解除を待って行いました。その間に大使の10月末での離任が決まり、式は惜別の場ともなりました。アフリカ各国の大使館や日本ベナン友好会から約40人が出席、席間隔確保やパーテーション設置などコロナ対策のとられた都内ホテルを会場に開催しました。

 大使は在任中、ベナンをたくさんの人に知ってもらおうと精力的に全国各地を訪れ、友好関係を構築されました。開幕式の席上、「離れるのは悲しいが、4年間活動してきたことを大変誇りに思っています。皆さんと強い絆を築くことができました」とスピーチし、日本からの出席者にシルバープレートを贈呈して心からの謝意を表しました。久米理事長は開幕挨拶でRBA活動とアフリカ、ベナンへの思いを語り、「最大限のご理解をくださったのが大使閣下でした。道を大きく開けてくださいました」と深謝。大使からいただいた縁を源に、300年後の子どもたちのため、いっそう力を尽くすことを宣言しました。

 

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 アート、自然、食など様々なベナン文化が観られる展示です。感染対策に十分にご留意の上、ぜひお越しください。

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<東京ベナンスペース>

▼住所     東京都杉並区高円寺北2-10-9(JR高円寺駅北口徒歩3分)

▼開館日    火曜日・金曜日 11~15時 ※変更することがあります

▼問い合わせ先 RBAI☎03・6383・2039(平日9~18時)

 

 なお、大使のプロフィールや展示写真の一部(カシューナッツ、水上都市ガンビエなど)を、大使館の協力により制作されたRBAタイムズ410号で見ることができます。

 RBAタイムズ410号はこちら▼

https://www.dai3.co.jp/images/dai3hp/892/dsk19604262-410.pdf




 

 

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