RBA International.

2008年の回顧と展望 RBAI 会長メッセージ

Message from Chairman

 

2008年も多くの皆様方のご理解とご協力をいただき、一歩前進の活動を展開することができました。心より感謝しお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

この地球には、多くの植物が生えています。その中には、私たち人間が花の美しさを愛でたり、実を美味しく食べたりして暮らしに役立てている「草花」もあれば、名も知らない雑草もあります。ここでは人間の役に立たない草を雑草と呼びましょう。

 

雑草の生えないようなところで人に役立つ「草花」が咲き、実を付けるようなことはありません。人間社会でも、悪と言われるものは、いつの時代にもどこの国にも存在していたのです。(この場合、悪と表現していますが雑草を良い悪いの問題として取り扱っているのではなく存在自体の問題をいっています。)悪があるから善があるのです。

 

RBAインターナショナルが目指す「善意の連帯」とは、雑草の中にある「草花」に当たると認識しています。手入れをしなければ、知らぬ間に雑草に埋もれてしまいます。しっかりした花が咲き誇るまで、日夜、気を配らなければなりません。瞬間瞬間が自分との闘いとなります。

 

これらのことは、私たちが認識するしないに関わらず、名も知れない沢山の先人たちがやってきてくれたからこそ私たちは、今、歴史の最先端に生きていることができるのです。だからこそ私たちRBAインターナショナルは、意識して「草花」を育てているのです。

 

モンゴルの格言に「滴を集めれば海になる」とあります。私たちRBAインターナショナルは2009年も、慌てず、焦らず、じっくりと、何があっても、細かな手入れの手を休めません。今ある地球環境が300年後の子ども達の手に届くまで、この歩を止めることなく歩み続けていきます。

 

今後とも一歩前進の運動に邁進しますので、ご理解とご協力をいただきますようお願い致します。

 

2009年1月

特定非営利活動法人(NPO) RBAインターナショナル

会長 久米 信廣

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