RBA International.

2007年の回顧と展望 RBAI 会長メッセージ

Message from Chairman

 

たちの人間社会における全ての出来事は、一人の人間の言動から始まっていると言っても過言ではないでしょう。すなわち、人間社会は、私たちと同じ人間により行われ、作られているのであります。そして紛れもなくそんな中の一人が他ならぬ私たち一人ひとりでもあるのです。

 

このように人類史といっても、それは人間一人ひとりの関わり合いの継続であります。社会的な生き物である私たちは、常に誰かと関わっていなければ生きていけない所以でもあります。

 

平成18年度の国民生活に関する世論調査での「あなたにとって家庭はどのような意味をもっているか」の問いに対する回答の上位四項目は、「家族の団らんの場」66.5%、「休息・やすらぎの場」(61.5%)、「家族の絆(きずな)を強める場」(54.9%)、「親子が共に成長する場」(38.5%)の順となっております。

 

前回の調査結果と比較すると、「家族の団らんの場」(61.1%→66.5%)、「休息・やすらぎの場」(55.5%→61.5%)、「家族の絆(きずな)を強める場」(46.2%→54.9%)、「親子が共に成長する場」(35.8%→38.5%)と、いずれもその割合が上昇しております。この傾向は、人生における関わり合いの重要度が、昨今、加速していることを意味している証拠と言えるでしょう。

 

この関わり合いの最小単位である家庭は、構成員である家族一人一人の協働による、ある一時点の結果に他ならないというのが実体であります。そして、人生が流れであるなら、家族も流れであります。だからこそ家庭を維持させるためには弛まぬ努力を必要とするのであります。

 

RBAインターナショナルは、創立当初に「自分の成長と安定が家族の成長と安定になり、社会の成長と安定となり、一国・世界・人類へと広がっていく」という基本精神を掲げました。そして昨年一年間も家族の一員である皆様一人ひとりのために活動を展開させて頂きました。まさにそれは活動する一人ひとりの姿をもって感化を目指す「成長と安定の方程式」に則って、であります。

 

そして今年も、RBA活動の胎動に耳を傾けてくれる人が必ずいると信じ、また何かを感じてくれる人が必ずいると信じ、「成長と安定の方程式」たらしめる善進を誓います。

 

2008年1月

特定非営利活動法人(NPO) RBAインターナショナル

会長 久米 信廣

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