RBA International.

2006年の回顧と展望 RBAI 会長メッセージ

Message from Chairman

 

2006年も多くの皆様方のご理解とご協力を頂き、一歩前進の活動を展開することができましたこと、心より感謝し御礼申し上げます。ありがとうございました。頂きました真心を原点とし、今まで以上の活動に邁進することを誓います。よろしくお願い致します。

 

RBAインターナショナルは、どこまでも人間と現実に徹して、情熱をもってこれを改めていくことを目的としております。そしてその手段である具体的運動においては、必ずしも成功という結果を求めるものではなく、その行動自体に最大の価値を置き、良心・道理を旨とし、ただただ実践に徹しゆく運動でありますことを新ためてご理解下さいますようお願い申し上げます。

 

たちが口にしている「文化」という言葉は、ラテン語の【cultus】を語源としています。その意味するものは、「尊敬」「崇拝」であります。私たちの現在があるのは、まさに厳しき自然環境の中で生き延びるために工夫された生活法のお陰であります。すなわち、物質的生活の向上を支え続けてきた精神生活の根本として表現され、伝えられてきた尊敬、崇拝、奉仕という生き方=文化のお陰だといっても決して過言ではないでしょう。

 

その意味において私たちが暮らしている社会は、「他人だけの不幸」があり得ないように「自分だけの幸せ」もあり得ないのであります。私達が推し進めるRBAインターナショナルの運動は、そんな自分を含め、人間に根付いている「『眠っている善意』を呼び覚まし、具体的献身の行動へと結びつけ、その行動を世界的な規模にまで広げる」ことにあります。

 

ともすると私たち人間は、話しに感動する生き物ではありますが、なかなか感動を行動に移せない生き物でもあります。それは、相手の価値観に自身の価値観を重ね合わすことが不得意な生き物だからかもしれません。この場合の不得意とは、自分にとって「良かった事、良かった関係(過去の良い経験)」を基準にして今(現在)を判断しようとする、いわば保守本能が働いていることを指します。

 

だからこそ私たちRBAインターナショナルは、そんな人間である相手を変えようと努力するよりも、同じ人間である自分が変わる努力をしよう、それが目的達成への近道であると思い定めて行動を開始したのであります。

 

今後も「300年後に生まれ来る子ども達のために今以上の地球環境を残しゆくための活動」を展開してまいります。

 

2007年1月

特定非営利活動法人(NPO) RBAインターナショナル

会長 久米 信廣

読む 1610 回読まれました
 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン