RBA International.

2002年の回顧と展望 RBAI 会長メッセージ

Message from Chairman

 

現在、30年先いや10年先でもいい、私たちの暮らす社会や世界の在り方を視野に入れ、今を生きる人たちは63億人を超える人類の中に何人いるのだろう?

 

私達RBA インターナショナルは、「300年後に生まれくるこども達に今以上の地球環境を残しゆくため」にこの2002年も全力で生きてまいりました。そんな私達の心に焼き付いている「ふたつのレポート」をご紹介します。

 

ひとつには、1972年ローマクラブの委託を受けマサッチューセッツ工科大学のメドウズ教授らにより発表された「成長の限界」にある、『世界人口、工業化、汚染、食糧生産、資源の消費などの点で、現在のような成長が不変のまま続けば、今後100年のあいだに地球上での成長は限界に達するであろう。その結果、最も起こる見込みの強い結末は、人口と工業力の突然の、制御不可能な減退であろう』との予測。

 

そして、1992年同じくメドウズ教授らによる「限界を超えて」で指摘された、『人間が必要不可欠な資源を消耗し、汚染物資を産出する速度は、多くの場合すでに物理的に持続可能な速度を超えてしまった。物質およびエネルギーのフローを大幅に削減しない限り、一人当たりの食糧生産量、およびエネルギー消費量、工業生産量は、何十年か後にはもはや制御できないようなかたちで減少するだろう。』であります。

 

だからこそ、2003年もせめて私達だけでも・・・

いや、私達から・・・

 

2003年1月

特定非営利活動法人(NPO)RBA インターナショナル

会長 久米 信廣

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